対象は既存鉄道記事と同じPC版2.0.77の基本ゲーム、Space Age・MODなしです。公式Wikiのポンプ履歴には2.1.7で接続端や曲線上・位置のずれた貨車への接続が変わった記録があるため、本稿では2.0の直線・整列した駅停車を前提にします。2.1の配置条件へそのまま流用しないでください。
流体貨車の研究と1両分の材料
「鉄道」と「流体力学」を研究した後、「流体貨車」を研究します。2.0.77の研究データでは赤・緑サイエンスを各200個、1研究単位あたり30秒です。これが実際の完了時間ではなく、研究所の台数や速度でも変わります。
表は横にスクロールして、右側の説明まで確認できます。
| 作るもの | 1個分の材料 | 初回に用意する数 |
|---|---|---|
| 流体貨車 | 鉄の歯車10・鋼材16・パイプ8・貯蔵タンク1 | 1両 |
| ポンプ | エンジンユニット1・鋼材1・パイプ1 | 積込1台+荷卸1台 |
| 貯蔵タンク | 鉄板20・鋼材5 | 積込・荷卸の受けを各1台用意する案 |
上表は完成した部品の材料です。貨車に使う貯蔵タンク1個は消費されるため、駅で使うタンクとは別に数えます。エンジンユニットは組立機で製作します。ポンプとタンクは流体力学で解放されます。
初回は往復する1列車の鉄道の貨物車両を流体貨車1両へ替える構成を考えます。両端が外向きの機関車2両、燃料、独立した単線と2駅、パイプ、両駅への電柱を用意してください。信号・駅の向き・帰路の詳細は鉄道記事で確認します。
原油1種類と、両駅1台ずつのポンプから始める
積込側は「油井→配管→積込タンク→ポンプ→流体貨車」、荷卸側は「流体貨車→ポンプ→荷卸タンク→製油所」の流れです。これは流れを示す構成案で、距離や停止位置を実測した完成配置図ではありません。
1両は1種類の流体を運びます。初回は空の貨車と原油だけの配管を使い、水や石油ガスを同じ系統へつながないようにします。2.0の通常品質の貨車容量は50,000ですが、初回から満載を待つ必要はありません。
荷役に使うのは電力が必要な「ポンプ」です。水辺で水をくむ「汲み上げポンプ」や原油を採る「油井」と区別しましょう。駅のポンプが動くには、流体の在庫・出口の空き・通電・適切な接続がそろう必要があります。
駅へ停めてからポンプの位置と向きを合わせる
- 両駅に「原油・積込」「原油・荷卸」など別の駅名を付け、運行スケジュールの目的地として登録する。
- 流体貨車の全体が収まる直線区間を用意し、燃料を入れた列車をその駅へ自動運転で到着させる。適当に手動で止めた位置を基準にしない。
- 停止した流体貨車の横にポンプを合わせる。線路に沿わせるのではなく、一方の端を貨車側、もう一方を配管側へ向ける。機関車の横と取り違えない。
- 積込はタンクから貨車へ、荷卸は貨車からタンクへ流れる向きにする。配管はポンプの側面ではなく前後の接続口へつなぎ、電柱の範囲内へ置く。
- ポンプの頭が貨車上部のタンクへ伸びるか確認する。接続しなければ、貨車の停止位置・直線・向き・電力を見直し、つながった後に貨車とタンクの原油量を見る。
2.0では貨車をレールの格子へ正しく整列させる必要があり、曲線や斜めの貨車ではポンプが働きません。ポンプを増やす前に、駅へ正しく到着した貨車1両と1台の接続を確認してください。ポンプの回路条件やフィルターを設定している場合は、原油を通せる設定かも確認します。
配置変更中は列車を手動・停止状態にして作業し、再開前に線路から離れます。上の手順は公式資料から整理した確認順で、ゲーム内での実機走行・全配置の再現を検証したものではありません。
少量の積込と空になるまでの荷卸を一周確認する
初回の試運転は積込駅を「30秒経過」、荷卸駅を「貨物が空」にする案です。30秒は確認用の設定で、満載になる保証はありません。積込中に原油が増えたかを見て、増えていなければ出発後の往復を繰り返す前に荷役を直します。
荷卸駅で原油が減り、荷卸タンクに増えることを確認します。受けのタンクが満杯なら貨車は空にならず、列車は待ち続けます。製油所へ流すなど、受け先の空きを作ってから再開してください。
一周できたら、積込を「貨物満載」へ変更するか、供給量に合った待機時間に調整します。満載と時間のどちらかで出す場合はOR(または)でつなぎます。1台のポンプで常に何秒かかるか、何両で工場の需要を満たすかは本稿では実測していません。
動かない原因を、接続と流量と列車に分ける
表は横にスクロールして、右側の説明まで確認できます。
| 状態 | 確認するところ | 次の操作 |
|---|---|---|
| ポンプの頭が貨車へ伸びない | 駅への到着、貨車位置、直線、ポンプ向き、電力 | 駅へ自動停車させ、貨車の横で接続を合わせ直す |
| 接続しても積めない | 積込タンクの原油、配管、ポンプの矢印・条件・フィルター | 原油がポンプまで届き、貨車へ送れるか確認 |
| 接続しても荷卸できない | 荷卸の向き、受け先の空き、流体の種類 | 原油専用の受けを空け、製油所まで流れを見る |
| 積込から出発しない | 満載待ちと供給不足 | 試運転の時間条件と、実際の積込量を確認 |
| 荷卸から出発しない | 「貨物が空」の待機とタンク満杯 | 待機条件を消す前に荷卸先の詰まりを解消 |
| 「経路なし」「目的地が満杯」 | 駅の向き、機関車、経路、駅上限 | 鉄道の表示別診断へ進む |
原油が工場へ届いたら、製油所から青サイエンスを作る工程へつなぎます。応用原油処理の出口が詰まる場合は重油・軽油の分解と余剰制御を確認しましょう。2列車目や他路線との接続を足す前には走行方向と信号を決める複線が必要です。
出典・参考リンク(5件)
- Factorio 2.0.77 開発元レシピデータ
- Factorio 2.0.77 開発元研究データ
- Factorio Wiki:Fluid wagon
- Factorio Wiki:Pump
- Factorio Wiki:Railway(両方向運転、駅の方向、待機条件)
記事の確認日:2026.10.09
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