1列車専用の往復線へ、そのまま2列車目を置くと、対向列車を避ける場所がありません。最初の増設は行きと帰りを別の線路にし、両端をループでつなぐ一方向の周回から始めましょう。
基本ゲーム2.0の地上鉄道を対象に、鉄鉱石を運ぶ2列車・積込駅1つ・荷卸駅1つの小さな例を扱います。Space Age、高架、回路、複数の同名駅、割り込みスケジュールは使いません。線路のマス配置を再現する設計図ではなく、方向・待機場所・閉塞を確認する手順です。
1. 各列車を機関車1両と貨物車両1両にそろえる
今回の編成は前向き機関車1両と貨物車両1両で、同じ長さの列車を2編成用意します。両端ループで向きを変えて戻るため、途中で後退する運転は使いません。
既存の1列車の往復単線は、貨物車両の両側に外向き機関車を付ける方式です。増設に合わせて編成と線路を作り直す前に、既存列車を手動モードで止め、積荷を保管します。旧線を使い続けるなら、今回の周回線と切り離した1列車専用線として残します。
まず1編成を完成させ、駅と燃料補給を動かしてから、同じ構成の2編成目を足す順番にします。速度や車両数の違う列車を混ぜると、待機場所の必要長さも変わります。
2. 行きと帰りを別の線路にし、両端を曲線でつなぐ
下の図では下側が東行き、上側が西行きです。東端で上側へ曲がり、西端で下側へ曲がれば、前進だけで一周できます。線路が見た目で交差するだけでは曲がれないので、レールプランナーで実際につながる曲線を作ります。
駅と信号の置く側は、画面の上下ではなく列車の進行方向の右側です。この例では東行きの下側、西行きの上側です。片方の直線に向かい合う信号を置いて双方向に戻さないようにします。
荷卸駅は上側の西行き線、積込駅は下側の東行き線に置きます。駅にカーソルを合わせ、機関車と貨物車両の停止位置を確認してから、貨物用のチェストとインサータを並べます。
3. 通常信号で一周を6つの待機区間に分ける
この図は交差・分岐のない一周なので、Rはすべて通常の「列車用信号」です。各直線に3個ずつ置き、駅のある区間と両端のループを含めて6ブロックに分けます。駅はそれ自体ではブロックを区切りません。
各通常信号から次の通常信号までに、2両全体が収まる長さと余裕を取ります。駅で停止したときも、最後尾が手前の信号をまたいでいないことを確認してください。図の線の長さをそのままマス数に読み替えず、実際の編成と停止位置で合わせます。
信号を手に持って色分けを見たとき、一周が1色のままなら区切れていません。置く側や線路との接続を直し、隣の区間と違うブロックになっていることを確認します。この色分けは区間表示で、信号の灯火色とは別です。
2列車だけでも、空き区間がなくなれば互いを待つ状態は起こります。列車を増やすために短い信号を細かく足すのではなく、最長編成が完全に入れる待機場所を先に増やします。
図内を横にスクロールできます。下側は東行き、上側は西行き。信号も駅も進行方向の右側です。
車両は停止位置の例です。実際のレールプランナーと車両位置表示で長さを合わせます。待避線・駅分岐・交差点はこの図にありません。
4. 1列車で一周してから2列車目を動かす
- 駅名を「鉄鉱石・積込」「鉄鉱石・荷卸」の2つに分け、両列車へ同じ運行順を登録します。
- 試運転では積込を「貨物満載 OR 30秒経過」、荷卸を「貨物が空」にします。30秒は鉱石が少なくても動きを確認するための例です。
- 工場の停止位置で機関車に届く燃料補給用インサータを用意し、燃料を入れます。貨物の石炭は自動で燃料欄へ移りません。
- 2列車目は止めたまま、1列車目だけを自動運転にし、積込・ループ・荷卸・ループの一周を確認します。
- 2列車目を別の空きブロックに置いて燃料とスケジュールを確認し、自動運転へ切り替えます。先行列車のいる区間へ入らず、信号で待ってから進むかを見ます。
手動運転は信号を無視できます。自動運転で待つ列車を手動で赤信号の先へ押し出して、確認を終えないようにします。作業中も線路から離れてください。
5. 経路エラー・信号待ち・荷役待ちを分ける
表は横にスクロールして、右側の説明まで確認できます。
| 見えている状態 | 先に確認すること |
|---|---|
| 経路がない | 曲線の接続、駅の進入方向、左側だけの信号、機関車の前方 |
| 信号が赤で待つ | 直後のブロックを先行列車が使用・予約しているか |
| 信号が点滅する | 線路に接しているか、前後が同じブロックのままか |
| 駅に着いたまま動かない | 満載・空の待機条件、積込在庫、荷卸チェストの空き |
| 前の列車が出ても後ろが動かない | 燃料、次の駅、さらに先の区間の使用状況 |
| 駅の手前まで長く詰まる | 荷役速度と待ち時間、停止した列車全体が収まる空き区間 |
黄信号は進入を予約した状態です。故障として外さず、どの列車がどのブロックを使っているかを確認します。荷役が遅い場合、線路や列車を増やすだけでは鉱石の輸送量は増えません。
6. 分岐や待機線を足すときは信号の役割を変える
今回の駅は本線上です。2列車の練習には使えますが、駅で待つ列車を後ろの列車が追い越せる構成ではありません。複数路線をつなぐなら、駅を本線から分け、列車全体が入る待機場所を設計します。
他の進路を塞ぐ交差・合流の手前は連動式信号、抜けた先に待機できる区間がある場所は通常信号、という役割にします。駅前の待機線では、長く待つ区間への入口を通常信号、そこから合流へ出る手前を連動式信号にする考え方です。
駅へ同時に向かわせる列車数は、駅と待機場所の容量に合わせます。駅に1編成だけ収められ、追加の待機場所がないなら、列車上限1を検討します。上限は空間を作る機能ではなく、荷卸しや燃料切れも直しません。
交差点を足す段階になったら、入口・出口の信号と停止場所の図で確認しましょう。単に通常信号を連動式へ一括交換するのではなく、止まってよい場所と、空けるべき場所を分けます!
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