PC版2.0.77の基本ゲームを対象に、東行きと南行きの線路が直角に交わる1か所を扱います。Space Ageは不要です。駅や帰路を含む路線全体の作り方ではなく、交差点の信号を理解するための部分図です。

1列車で往復する独立単線とは前提が違います。その線へ今回の片側だけの信号を足すと、逆方向へ帰れなくなります。往復線への2列車目追加は、待避場所を含む別の設計が必要です。

信号が区切るのは線路のブロック

信号は線路を「ブロック(閉塞)」に区切ります。自動運転の列車は、先のブロックが別の列車に使われていれば、入口の信号で待ちます。駅を置くだけではブロックは分かれません。

曲がれない直角交差でも、交差部分の線路は同じブロックに含まれます。「別々の路線だから同時に通れる」とは考えず、交差点を共有する場所として扱いましょう。

信号を手に持つと、線路上にブロックの色分けが表示されます。この色は区間を見分けるためのものです。信号機の赤・黄・緑とは意味が違います。

2種類の信号を使い分ける

「列車用信号」を、ここでは通常信号と呼びます。通常信号は直後のブロックへの進入を制御します。交差点の入口を通常信号だけにすると、交差点が空いている間に入り、その出口で停止することがあります。

「連動式列車用信号」は、自分の進路の先にある出口信号も見ます。出口から先へ進めない列車を、交差点に入る前で待たせるために使います。信号どうしを電線や回路で結ぶ必要はありません。

表は横にスクロールして、右側の説明まで確認できます。

置く場所種類今回の役割
交差点の手前連動式列車用信号出口へ進めない列車を手前で待たせる
交差点を抜けた直後列車用信号その先の待機できる区間への入口にする

4つの信号で交差部分を囲む

  1. 作業前に列車を止め、両路線で使う最長の編成を決めます。今回は交差部分に分岐・駅・一時停止地点を作りません。
  2. 東行きは西から東へ、南行きは北から南へだけ走るようにします。信号は進行方向の右側です。東行きの信号は線路の南側、南行きは西側に置きます。
  3. それぞれの交差点手前に連動式信号を1個、交差点を抜けた位置に通常信号を1個置きます。交差点の中心には追加せず、中央を1ブロックにします。
  4. 信号を手に持ち、中央と各出口先が別ブロックになっているか確認します。図外の線路経由でつながっていれば、見た目だけでは分割できていません。

この配置では、交差点を通れるのは一度に1列車です。最初は同時通行を増やすより、どこで待ち、どのブロックを使うかが分かる構成にします。

一方向線の交差点と出口先の空間上面の概念図。設置マス数と縮尺は省略。駅・帰路は図外。

図が収まらない画面では、図の中を左右にスクロールできます。

東行き線は下側、南行き線は左側に信号を置く。交差点の入口2か所がCの連動式、出口2か所がRの通常信号。両出口から次の信号まで、最長列車全体が収まる空間を確保する。

C=連動式列車用信号、R=列車用信号。記号は種類で、灯火の色や状態ではありません。図は往復単線へそのまま追加する配置ではありません。

出口の先に列車全体を収める

出口の通常信号から次の信号までが短いと、先頭が次の信号で止まったとき、最後尾が交差点に残ります。入口を連動式にしても、列車の長さに合わない待機場所までは直せません。

今回は両出口の先を長い直線にし、途中に駅や別の交差点を入れません。最長編成が次の信号の手前で止まった状態を基準に、最後尾が出口信号より先へ抜ける余裕を取ります。

余裕が取れなければ、次の信号を遠ざけるか編成を短くします。すぐ先に別の交差点がある場合は、そこまで一体で信号を設計する必要があります。「交差点の出口なら必ず通常信号」と機械的に置かないでください。

止まった理由を状態から調べる

表は横にスクロールして、右側の説明まで確認できます。

状態確認すること
赤で待つ監視先が使用・予約中か、連動式の先の出口が塞がっているか
黄になる接近中の列車が進入を予約し、許可を得ている状態。故障として外さない
連動式が青出口の一部だけが通行可能。自分の進路の出口次第で待つ
点滅する線路に正しく接しているか、前後を別ブロックにできているか
経路がない信号が進行方向の左側だけになっていないか

確認は自動運転で行います。まず1列車ずつ目的駅まで通れるかを見てから、2列車で交差点手前の待機と通過後の再発進を確かめましょう。赤信号を外して無理に通すと、区間の保護を失います。

信号はプレイヤーとの衝突を防ぎません。確認中も線路から離れてください。

出典・参考リンク(6件)

資料確認:2026.10.04

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