この記事はPC安定版2.0.77の基本ゲーム、通常品質、MODなしが対象です。回路装置を置いたのに出力が見えない場合は、配線色と入力選択、出力設定、条件成立の順に確認しましょう。1.1の旧設定画面や旧UIの操作手順は使いません。
先に入力信号を用意する
鋼鉄チェストへ鉄板を入れ、Alt表示で鉄板の数が見える状態にします。チェストの「回路ネットワークへ内容を送信」を有効にし、赤線または緑線で算術回路の入力側へつなぎます。設定画面に鉄板の信号と個数が表示されれば、チェストから回路へ入力できています。
鉄板が10未満だと、あとで使う整数の割り算の結果は0です。例を確認するときはチェストに鉄板を20個以上入れてください。これは計算の動作を見るための数で、工場に必要な在庫量を示すものではありません。
算術回路で10個ごとの個数を出す
- 算術回路を置き、左側の入力へチェストの赤線または緑線をつなぐ。
- 計算の左辺に「鉄板」、演算子に「÷」、右辺に定数「10」を選ぶ。
- 出力信号に仮想信号「A」を選ぶ。
- チェストへ鉄板を入れ、Alt表示または設定画面の入力欄で信号を確認する。
鉄板が27個ならAは2、鉄板が9個ならAは0になります。整数の割り算は小数部を切り捨てます。右側の出力にAではなく鉄板を設定したり、入力信号の選択を「鉄板」以外にしたりすると、期待した値になりません。
算術回路は入力を処理してから出力信号を出す装置です。受け手は算術回路の右側から出る回路線へ接続します。入力側と出力側を同じネットワークに混ぜると、計算結果と元の鉄板信号が合算されることがあります。最初は入力を赤線、出力を緑線に分けると原因を追いやすくなります。
条件回路でAが1以上のときだけ合図する
算術回路の出力側から条件回路へ赤線をつなぎ、条件回路の設定を次のようにします。
表は横にスクロールして、右側の説明まで確認できます。
| 設定欄 | 例 |
|---|---|
| 左辺 | A |
| 比較 | 1以上 |
| 右辺 | 定数1 |
| 出力 | 仮想信号「チェック」など、入力と違う信号 |
| 出力値 | 定数1 |
条件が成立すれば「チェック=1」が出ます。鉄板が9個なら算術回路のAは0なので、条件回路からは信号が出ません。これは故障ではなく条件が成立していない状態です。入力確認には、まず条件をAが0以上へ一時変更し、出力を確かめたあと元へ戻します。
複数の条件を置く場合、ANDはすべての条件が成立したとき、ORはどれか一つが成立したときに出力します。2.0の設定画面で条件ごとの接続演算子を確認し、以前の画面説明をそのまま当てはめないでください。
信号が出ない・数が合わないとき
表は横にスクロールして、右側の説明まで確認できます。
| 症状 | 確認するところ |
|---|---|
| 算術回路に入力が表示されない | チェストの内容送信設定、入力側の接続、赤線・緑線の選択 |
| 入力はあるのにAが出ない | 左辺の信号、演算子、右辺の定数、出力信号の4項目 |
| 条件回路から何も出ない | Aの数、比較演算子、右辺、複数条件のAND/OR |
| 設定は正しいのに値が想定と違う | 入力側と出力側を同じ色のネットワークへ混ぜていないか、同じ信号を別の装置が出していないか |
| 受け手が一瞬遅れて変わる | 算術・条件回路の出力には1ゲームティックの遅延があることを考慮 |
赤線と緑線は別々のネットワークとして入力を運びますが、装置が両方の色から同じ信号を読む設定なら値は加算されます。例えば赤線からA=2、緑線からA=3を読むと、入力はA=5です。別色なら自動的に信号種類まで分離される、とは限りません。
最初の動作確認では信号を1種類だけにし、算術回路の入力と出力、条件回路の入力と出力を順に見ます。確認後に赤線・緑線や信号種類を増やすと、どこで値が変わったかを絞れます。
次に試すこと
信号で設備を直接切り替える段階では電源スイッチの手動接続と切断を確認してください。設定した信号を回路へ送るだけなら定数回路の基本、在庫を使って設備を止める例なら箱の在庫でインサータを止める方法へ進めます。
<details> <summary>出典と確認範囲</summary>
Factorio公式WikiのArithmetic combinator、Decider combinator、Circuit networkを照合しました。2.0.7の設定画面変更、信号ごとの赤・緑入力選択、条件のAND/OR、算術・条件回路出力の1ゲームティック遅延を確認しています。演算例とチェストの設置は説明用で、実機操作やMOD、Space Age、高品質設備、全パッチのUIは検証していません。
</details>
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