「テイム速度を変えたい」「友達と遊べるサーバーを作りたい」と思っても、最初から設定ファイルや変数名が並ぶと、どこを操作するのか分かりません。
まず決めるのは、ワールドをどこで動かすかです。この記事では、遊び方を選び、ワールドを起動して参加するところまで順に整理します。
対象はARK: Survival Ascended(ASA)です。旧作ARK: Survival Evolved(ASE)向けのサーバーソフト、パス、起動例をそのまま流用しないでください。画面の訳語や配置は更新で変わるため、英語の項目名も併記します。
すでに自分の専用サーバーへ参加できる人は、ASAサーバー設定の基本手順へ進んでください。
まず環境と遊び方を選び、ワールドを起動して参加できることを確認します。設定ファイルの編集は、そのあとに進みましょう。
1. 自分に合う遊び方を選ぶ
サーバーは、ワールドの状態を処理して参加者に共有する仕組みです。「ホスト」は、そのワールドを動かす人・端末を指します。
| やりたいこと | 選ぶ方法 | ワールドを動かす場所 | 最初の設定場所 |
|---|---|---|---|
| まず一人で操作や設定を試したい | シングルプレイ | 遊んでいるPC・ゲーム機 | ゲーム内の作成・再開画面 |
| ホストと同じ時間に、少人数で遊びたい | 非専用セッション | ホストが遊んでいるPC・ゲーム機 | ホストのゲーム内画面 |
| ホストがゲームを終了しても友達が遊べるようにしたい | 専用サーバー | 別途稼働するサーバープログラム | 管理画面・サーバーファイル |
| 友達のサーバーに参加するだけ | 既存サーバーへ参加 | 友達やサービス事業者のサーバー | 自分でサーバー設定する必要なし |
シングルプレイは、自分用のワールドから始めたい人向けです。
非専用セッションは、ホスト自身が遊びながらワールドを共有します。ホストの起動に依存し、ホストから離れられる範囲に制限がある点にも注意してください。別々の場所へ自由に探索に出たい場合や、遊ぶ時間が合わない場合は、専用サーバーを検討します。
専用サーバーでは、ゲームを遊ぶアプリとは別にサーバープログラムを動かします。誰もログインしていなくても稼働させられますが、サーバーそのものを停止すると参加できません。公式パッチノートにも非専用のテザーや専用サーバーに関する更新が掲載されています。
次に進む場所:
- 一人で始める → シングルプレイの起動
- ホストと一緒に遊ぶ → 非専用セッションの起動
- 専用サーバーを用意する → 借りる・自前を選ぶ
- 参加先がすでにある → 専用サーバーへの参加
2. 遊ぶ端末と、管理する場所を分けて確認する
PS5で遊ぶ人でも、借りたサーバーの管理はブラウザの管理画面で行えます。「PS5で遊んでいるから、設定ファイルもPS5の中にある」とは限りません。
始める前に、次の4点をメモしてください。
- 遊ぶ端末:Windows PC、PS5、Xbox Series X|S
- PCの場合の購入・起動元:SteamかMicrosoft Store/Xboxアプリか
- 一緒に遊ぶ人の端末と起動元
- 管理方法:ゲーム内、レンタル管理画面、自前サーバーのいずれか
異なる機種で遊ぶ場合は、参加先が全員のプラットフォームを許可しているか確認します。ASAにはクロスプレイがありますが、それだけであらゆるセッションへ参加できるとは判断しないでください。Nitradoでは参加を許可するプラットフォームをサーバー側で選択します。Nitradoの対応プラットフォーム設定の解説
必要なのは、各自がASAをプレイできる環境と、オンラインで遊ぶための接続です。PS5のオンラインプレイにはPS Plusが必要です。Xboxも本体でのオンラインマルチプレイに対応する加入条件を、購入地域のストアで確認してください。サーバーのレンタル料金とは別の条件です。PlayStation公式ストア、Xbox公式ストア
3. シングルプレイで最初のワールドを開く
シングルプレイを始めるだけなら、レンタルサーバーの契約は不要です。
- ASAを起動し、「ゲームを作成または再開(Create or Resume Game)」へ進みます。
- 遊ぶマップを選びます。初めてなら、まずThe Islandで起動を確認すると手順を追いやすくなります。
- ゲームルールの設定(Game Rules)などの設定を確認します。最初は大量に変更せず、必要な項目だけに絞ります。
- 設定を保存し、シングルプレイ(Single Player)を選んで開始します。
- 新規ワールドならサバイバーを作成し、出現地点を選びます。
一度ワールドに入れたら、設定画面で変更する流れを覚えてから倍率を調整しましょう。ゲーム内のワールド設定だけで変更できる項目もあります。ゲーム内設定の例:Nitradoのシングルプレイ解説
すでに遊んでいるマップのセーブを消したり、初期化したりする操作は不要です。設定変更のために「削除」を選ばないようにしてください。
4. 非専用セッションで友達を迎える
非専用は、ホストがゲーム内からセッションを開く方法です。
- ホストがゲームの作成・再開画面(Create or Resume Game)でマップと設定を選びます。
- 非専用サーバー(Non-Dedicated)を選び、表示されるセッション名や管理用の項目を確認して起動します。
- ホストがワールドに入ったら、友達へセッション名を伝えます。
- 参加者はゲームへの参加画面(Join Game)の非専用サーバー(Non-Dedicated)側でセッションを探します。プライベート設定を使う場合は、利用しているプラットフォームの招待機能も確認します。
- 二人とも参加できることを確認してから、本格的に拠点を作り始めます。
検索する分類は非公式サーバー(Unofficial)と取り違えないようにします。Nitradoの公式参加ガイド動画でも、公式・非公式・非専用の参加先を分けて説明しています。Nitrado公式動画
ホストが終了すると、そのセッションでは遊べなくなります。また、非専用で接続できる機種の組み合わせは、専用サーバーのクロスプレイ対応と分けて確認が必要です。機種が混在するグループは、対応プラットフォームを確認できる専用サーバーも比較してください。
5. 専用サーバーを借りるか、自前で動かすか
管理画面から始めたい人:レンタル
レンタルは、サーバー機器の用意やOS側の管理をサービス事業者に任せる方法です。ここではNitradoを例にします。
契約前に、次を確認してください。
- 選んだゲームがASAであること
- 遊びたいマップに対応するプランであること
- 同時参加人数が収まること
- 参加者の地域に合う設置場所
- 利用期間、合計金額、自動更新の有無
ここから先は有料サーバーの契約が必要です。 Nitradoの販売ページには自動更新型とプリペイドの選択肢があり、プランによって対応マップが異なります。人数だけで選ばず、契約時の表示を確認してください。NitradoのASAサーバー販売ページ
利用できる状態になったら、管理画面で次の順に準備します。
- 対象のASAサーバーを開き、設定変更前に停止します。
- 設定内の一般設定(Settings → General)でサーバー名、マップ、参加可能なプラットフォームを確認します。
- 仲間だけで遊ぶなら参加用パスワードを設定します。
- 管理者パスワードは参加用とは別に設定し、一般の参加者へ配らないようにします。
- 保存してサーバーを起動し、ゲームから参加します。
最初はModを追加せず、接続確認を先に済ませると問題の切り分けがしやすくなります。設定値を本格的に変更する前に、停止・バックアップ・編集・再起動の基本手順へ進んでください。
PCやサーバーOSを管理できる人:自前
自前では、ASAの専用サーバープログラム、稼働させる機器、保存領域、ネットワーク、更新とバックアップを自分で管理します。サーバーアプリを入れることと、実際にゲームを遊ぶことは別です。プレイする各自にはASAを利用できる環境が必要です。
新規構築なら、最初に次を決めます。
- サーバーを動かすOSと機器
- 遊ぶマップ、参加人数、稼働時間
- 管理者がOSやルーターの設定を変更できるか
- 採用する構築手順がASA・そのOS・現在の配布方法に対応しているか
Windows上で動かす構成と、Linux上で互換環境を使う構成では、導入方法や起動・停止方法が異なります。Windows用のパスをLinuxへそのまま貼り付けたり、サービス名を推測して操作したりしないでください。
ASA専用サーバーには匿名取得を可能にした公式更新がありますが、それだけで自分のOS上の構築手順まで保証されるわけではありません。公式パッチノート:v25.18
すでに自前サーバーが稼働している場合は、インストールし直さず、設定ファイルの場所と管理環境を確認する手順へ進みます。
6. 起動した専用サーバーに参加する
- 管理画面やサーバー側で起動状態を確認します。
- ASAのゲームへの参加画面(Join Game)を開き、非公式サーバー(Unofficial)を選びます。
- 設定したサーバー名で検索します。
- マップなどの絞り込みを広げます。参加用パスワードを設定したサーバーは、パスワード付きサーバーを表示する設定も確認します。
- 対象を選んで参加し、求められたら参加用パスワードを入力します。
自前サーバーが見つからない場合は、プレイヤー運営サーバーを表示する項目(Show Player Servers)が表示されていれば有効にして再検索します。公式では、自前などの非商用サーバーを表示するための項目として案内されています。Nitradoの参加手順、公式パッチノート:v32.24
見つからなくても、すぐにワールドを削除・再作成する必要はありません。サーバー名、検索分類、表示フィルター、参加可能なプラットフォーム、更新状況を先に確認します。
7. 「参加できる」と「設定を変えられる」を区別する
権限には、主に次の違いがあります。
- 参加用パスワード:ワールドへ入るためのもの
- ゲーム内の管理者権限:管理用コマンドを実行するためのもの
- サーバー管理画面・OSの権限:停止、ファイル編集、バックアップなどを行うためのもの
「トライブの管理者」も、サーバー全体を管理する権限とは別です。
専用サーバーで管理コマンドを使う場合は、ゲームの設定内の詳細設定にあるコンソール利用(Settings → Advanced → Console Access)を有効にし、コンソールを開いて、enablecheats の後ろに管理者パスワードを入力する方法があります。PCはコンソール表示切替(Toggle Console)の割り当て、ゲーム機は画面に表示されるコンソール操作を確認してください。コンソールを表示するだけでは、他人のサーバーの管理者にはなれません。Nitradoの管理者権限解説
管理コマンドが使えても、サーバーファイルを編集できるとは限りません。友達のサーバーに参加しているだけなら、倍率変更は所有者へ相談します。
8. 設定を変えるのは、参加確認ができてから
ここまでで、次の3つが分かれば準備完了です。
- どのワールドへ参加しているか
- そのワールドをどこで動かしているか
- 誰が設定を変更できるか
シングル・非専用のホストがゲーム内で変えたワールド設定は、外部の専用サーバーには反映されません。専用サーバーのルールは、そのサーバーの管理画面や設定ファイルで変更します。Nitradoのサーバー設定解説
次は、ASAサーバー設定の基本手順で、バックアップから編集、反映確認までを進めます。その後にテイム・ブリーディング倍率の設定を読むと、変数を「どこへ、何のために書くか」がつながります。
情報確認日:2026年10月4日。公式資料・サービス事業者の公開資料を基に整理しています。各機種の現行画面を通した実機検証記事ではありません。
参考資料
- 出典:公式パッチノート ↗公式資料 / 確認:2026.10.04
- 出典:Nitradoの対応プラットフォーム設定の解説 ↗サービス事業者の資料 / 確認:2026.10.04
- 出典:PlayStation公式ストア ↗公式資料 / 確認:2026.10.04
- 出典:Xbox公式ストア ↗公式資料 / 確認:2026.10.04
- 出典:ゲーム内設定の例:Nitradoのシングルプレイ解説 ↗サービス事業者の資料 / 確認:2026.10.04
- 出典:Nitrado公式動画 ↗サービス事業者の資料 / 確認:2026.10.04
- 出典:NitradoのASAサーバー販売ページ ↗サービス事業者の資料 / 確認:2026.10.04
- 出典:Nitradoの参加手順 ↗サービス事業者の資料 / 確認:2026.10.04
- 出典:Nitradoの管理者権限解説 ↗サービス事業者の資料 / 確認:2026.10.04
- 出典:Nitradoのサーバー設定解説 ↗サービス事業者の資料 / 確認:2026.10.04